プロフィール
こんにちは、松梅タケと申します。
私はとある県立高校の教諭を含め、教師を十余年勤めて参りました。
略歴
名前
松梅タケ
担当していた教科
理科(専門:物理)
歴任(全て関西圏)
講師時代
- 中学校 1年
- 市立高校 4年
教諭時代
- 県立高校 7年
分掌
生徒指導、進路指導、担任
教師になった経緯
もともと私は、教師に魅力を感じたことがありませんでした。
素晴らしい先生に出会った事が無いってことが、教師に魅力を感じない大きな要因だと自己分析しています。
学生時代
小学生から高校生にかけて右肩下がりで成績が推移し、それに反比例するかのように悪い友達や素行に問題が増えたような気がします。
小学生時代はオール5の優等生で、クラスの人気者だったのに。
右肩下がりで成長していた私が高校生3年生になった時、当時の担任から
お前は進路先が無い。
と、未来が無い宣言されてしまうほど。
そんな学生時代です。
そんな私は、部活を引退した高校3年生の春頃、親との反りが合わず
と考えるように。
今思えば、無計画にも程があり
安易で、幼稚だった
と反省します。
が、家を飛び出したおかげで
- 素晴らしい友人たちに恵まれ
- 結婚もして、子どもも産まれてきてくれた
ので、家を出たいと思ったことに対しては、全く後悔していません。
このように、高校3年生になってから急に(自身の進路を見つける際に)
と考えた私ですが、ずる賢い私は
と、考えました。
そこで親に
と相談を持ちかけることに。
すると親は
国公立大に行くなら、(一人暮らしの援助を)考えてあげていい。
と言いました。
教師をしてきて様々な家庭環境を見てきた今となれば
大学に行かせてあげる。
と言ってくれる親の存在がいる。
これって
なんとも、恵まれた環境だった。
って思います。
兎にも角にも。
国公立大に行く=一人暮らしができるという理由で、受験勉強を始めることになります。
大学決定で、人生が決まった。
高校3年生4月時点で、学年順位が370/400人。
たしか評定平均値は、2.5。
県内で上から7番目くらいの(一応進学校という)なんとも微妙な高校で、この成績。
とてもじゃ無いですが、高校3年生になってから国公立大学を目指せるような学力は持ち合わせていません。(きっぱり)
しかし振り返ってみるとわかりますが、たとえ
- 不純な動機
- 邪な考え
だとしても、ヤル気スイッチの押された私。
起きている間(授業中も含む)は、ずーっと勉強していたと思います。
むしろ、やる事がありすぎるので
って感覚も、年度途中から芽生えてくるほどです。
そんなこんなで、年末を迎え、センター試験を受験し、自己採点すると
行きたかった東京の国公立大には、センター試験の点数が届かなそうだ
という事がわかりました。
そこで、私のセンター試験結果でも合格しそうな国公立大を
- 二次試験で、私が得意と考えていた科目(小論文)を実施している大学
- 県外(一人暮らし目的)
このような縛りをかけて調べてみました。
すると、2つの国公立大がヒット。
一つは、九州地方の大学。
もう一つは関西圏の大学。
本州に住んでいる(ヘタレな)私は
と思い、関西圏の大学を受験することにして、願書を提出。
そして二次試験を受けてみると、なんと前期試験で一発合格してしまいます。
合格発表の日も、いつもと変わらずに勉強場所(図書館の自習スペース)に出かけようと準備していました。
今風に言えば、ルーティンをこなそうとしていた感じ。
靴に履きかえて、お昼ごはん何食べようか? と考えていたくらいです。
そんな合格発表当日、家を出る直前に父親から連絡。
その時初めて、私の合格を知りました。
父親は職場のパソコンで大学のホームページを見て、私の受験番号を調べてくれたようです。
父親からの連絡で合格を知った私は、その日の予定を全てキャンセル。
母親とリビングのソファでおとなしく並んで座って、その日に届くであろう合格通知を待っていました。
その合格できた大学(学部)が、教育学部だったのです。
教育学部を出た成り行きで、教師になった私
教育学部は、普通に単位を取っていけば教員免許が取れるように授業が組まれています。
教師になるつもりはなかったし、私が合格したコースは教員免許を取らなくても卒業できたのですが、親から
免許はあっても迷惑じゃないだろうし、取っておいたら?
とすすめられたこともあって、教育実習まで行って教員免許をとりました。
免許更新制となった今では、教師にならないなら持っていてもなーんも価値が無い免許になってしまいましたけどね。
教員免許を持つ芸能人がいなくなる?!今更聞けない、教員免許の仕組み
この記事では、教員免許の更新制度について書いています。2022年に教員免許の更新制度は廃止することが決定され、免許更新制…
そんなこんなで、教員免許を取得して卒業することになった私は「せっかく免許を取ったんだから…。」と思い、講師登録をします。
すると(理科だからか)すぐに採用の声がかかり、中学校での常勤講師が始まります。
そこからは流されるがままの教師生活が続き、(待遇改善や安定性を求めて)採用試験を受け続ける。
そして数年後に無事合格。
気がつけば、県立高校の教諭となりました。
参考
常勤講師を続けようか悩んでいる先生へ、メリット・デメリットのまとめ
本ブログ「教師の本音」にかける思い
私は成り行きで教師になったと、自負しています。
教師を目指すまたは教師を続けている方の多くは
ばかりでしょう。
もちろん私も、人並みには勉強してきました。
さらに親の援助があったからこそ、教師になれたと言っても過言はないでしょう。
しかし、教師になりたくてなった人に比べたら驚くほどに志は低かった。
そう言った意味で、私の存在は(勤務校の教師の中で)
異端児
のような扱いだったかもしれません。
でも、そんな(教師になりたくてなったわけじゃなく、志も低かった)私だからこそ
- 教員生活を通して、気になったこと
- 教員時代に「こんな情報が、あったらよかったな。」と思えるテクニック
- 教師時代に感じた「悩み」「不安」「苦悩」
こんなところが見つかったと、感じています。
出来るだけわかりやすく、おもしろく伝えられる様努力しています。
教師ネタは、「教師の本音」を見れば一発解決!
そのくらいまで、このブログの存在価値を高められるよう頑張っています。
また最近では、過去の私と同じように「教師から転職したい。」と感じる人に向けて、転職内容を中心としたサイトも用意しました。
参考記事
ゆっくりマイペースな私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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