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結論|小学校の教師を辞めたいと思う理由トップ3
小学校の教師が辞めたいと思う理由のトップ3を紹介します。
辞めたい理由その1は、多忙すぎることになります。
小学校の教師はとにかくやることが多く忙しいのです。
授業の準備や休日出勤などもあたりまえにあり、まともに休めることができないことから辞めて転職したい考えてしまうのです。
辞めたい理由その2は、職場の人間関係が良くないことになります。
ベテランの先輩教師には、従わなくてはならないといった現状が多くあり、ストレスを抱えている教員が多いことで辞めたいと思ってしまうのです。
辞めたい理由その3は、親からのクレームの多さになります。
モンスターペアレントと言われる親が昔に比べて多くなり、些細なことでもクレームをつけてくることで、教師という職種が嫌になってしまうのです。
解説|小学校の教師を辞めたい理由その1
業務が多く多忙すぎることで、辞めたいと考える教師が増えてきています。
小学校は中学校や高等学校と比較すると、1人の教師がおこなわなければならない業務の範囲が広すぎます。
中学校や高等学校の場合には、科目ごとに教師が授業をおこなうことが一般的なのですが、小学校の場合には1人の教師がすべて授業をおこなう必要があります。
国語や算数など机に向かって勉強をする教科の他にも体育や図工・音楽などの授業もおこなわなくてはなりません。
テストなどを作成・添削しなくてはならず、常に仕事に追われて休日返上で業務をおこなうことが多々あります。
もちろん授業だけではなく、放課後もクラブ活動(部活動)の担当や職員会議などもこなさなければならないので、自分の仕事だけに打ち込むことができなくなる点も大きなストレスになっています。
あとは、小学校には課外授業などもあり、社会科見学や修学旅行などもあるので下調べなどもおこなう必要があります。
運動会の準備なども通常の授業と並行してこなす必要があり、過酷な労働を強いられていることにより、辞めたいと思う教師が多く存在します。
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解説|小学校の教師を辞めたい理由その2
人間関係がうまく築くことができないことで辞めたいと思う小学校教師も多いです。
これは教師だけの問題ではなくどの職種でも引き起こってる問題になります。
参考
【ダメな例】教師からの転職で失敗する人のパターン5選について
子供たちが健やかに成長するためには、教師同士の連携がとても重要になってきます。
小学校には校長や教頭などの管理職や、若手の教師からベテランの教師までさまざまな方がいるのですが、非常に狭い世界になります。
教師も人間なので、苦手な性格の教師とうまくコミュニケーションがとれずに人間関係に悩むことも多くあります。
教師は年功序列の習慣が根強く残っている職種になり、ベテラン教師の言うことに従わなくてはならないことが多いです。
無理難題を押し付けてきたり、パワハラなどを受けて辞めたいと思う教師が急増していると聞きます。
生徒との関係や生徒の親との関係で悩まされ、その他にも同僚となる教師との人間関係でも悩まされることになり、多くのストレスを抱えてしまうことは当然のことかもしれません。
校長や教頭などは管理職で異動が多いことから(異動してきたばかりなどは学校に馴染んでいないので)ベテラン教師に強く迫ることができずに黙認されたりパワハラが無くならなかったりする現状があります。
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解説|小学校の教師を辞めたい理由その3
小学校教師は親からのクレームが多いといった理由で辞めたいと感じることも多いです。
最近では理不尽にクレームをつけてくる親が急増して社会問題になっています。
このような親は自分の子供のことだけ中心に考えていたり、モラルにかけていたりする親が多いことも背景にあるでしょう。
学校が教育する範囲外のことまで要望するケースなどもあります。
親の要望をひとつひとつ聞くわけにいかないので、どうのように処理して良いの悩んでいる教師も多くいます。
しかし教師が相手にしなければ、場合にいっては教師が不利な立場になってしまうこともあるので、とても難しい問題ですよね。
若くに結婚出産をおこなったり自分の幸せを優先したりなど、いわば親になりきれていない親が存在することは事実です。
このような場合、話し合いをおこなっても理解してもらえないことも多くあり、解決することが困難になります。
こういったいわゆるモンスターペアレントの中には、担任を変えてほしいと無理難題を学校に対して申し入れたり、子供の席を指定してきたりなど自己中心的な要望をすることがあります。
このような無理難題なクレームを日々聞かされることで、教師という職種に嫌気をさしてしまって、辞めてしまいたいと思ってしまうことが多いです。
小学校の教師を辞めたいと感じたら、取るべき行動3つ|解決策
人一倍努力して教員試験に受かり、夢と希望を持って小学校の教師になったからには、辞めてしまうと非常にもったいないです。
なので小学校の教師を辞めたいと感じたら、取るべき行動3つを紹介するので参考にしてみてください。
解決策その1、長期休暇を取得
多忙を極めて心身ともに疲れている場合には、長期の休暇をとるように行動してみましょう。
一度頭を学校のことから切り離してリフレッシュさせることが重要です。
一度しっかりと心と体を休めてあげることで気づきなどもあるので、心機一転して業務に取りかかることができます。
解決策その2、一人の時間を確保する
休みが取りにくい場合は、一人の時間を努力して確保するように、改善を図りましょう。
基本的にトラブルは人から伝わってきます。
それを避けるようにすれば、問題は改善する可能性が高まります。
周りからストレスを与えられない位置でパフォーマンスを発揮できるように、模索してみてください。
参考
長時間勤務をしていた教師が、定時で帰るために工夫したポイントのまとめ
解決策その3、同僚を頼る
一人の時間も取れそうにない場合は、同僚の教師に相談することになります。
クレームが多い親に悩んでいる同僚は他にいることが多いから、意外と同じ穴の狢のように意気投合してタッグを組んでトラブル改善に行動できるかもしれません。
根本的解決ができなかった場合でも、相談することでなにか良い解決策が見つかるかもしれませんからね。
第三者の客観的な意見を聞くことでまた違った視点で物事を考えることができる場合もあります。
いずれにせよ1人で抱え込まないで、周りの教師に協力してもらうようにするとストレスを軽減させることができます。
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