そんなお悩みを持っている教員のあなたに、本日オススメしたいのが単語帳メーカーというアプリです。
単語帳アプリ 単語帳メーカー
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目次
単語帳メーカーを使えば、基礎学力の定着と日々の資料作りの負担軽減ができる
基礎学力の定着をはかるのは、なかなか骨が折れますよね。
なんせ、勉強に苦手意識がある児童・生徒たちほど、基礎学力が身についていないわけですから。
何度も反復させるために
- 朝のSHR
- 毎授業の導入時
- 補習時
などに、小テストなんかを導入する。
でもこれって、結構めんどくさいんです。
毎日(毎回)しようと思うと、本当に大変でした。
教育的効果が高くなる(可能性が高い)とはいえ、毎回5分やそこらのためにその何十倍の労力が必要になります。
その点、単語帳メーカーを使えば
- スマホ
- タブレット
- PC
で(いわゆる)単語帳が作れ、一度作ってしまえば何度でも使うことができます。
また「単語帳」という形式をとるからこそ
- 反復が可能
- 準備の簡略化
- 内容の明確化
こんなメリットも生まれます。
単語帳メーカーとは?
単語帳メーカーとは、宮城県に本社を置く「AppRuns(アップランズ)」というアプリ開発・システム開発の会社が作成したアプリのことです。
いわゆる単語帳をスマホやタブレット端末などで、簡単に作成・利用できるアプリ、それが単語帳メーカーです。
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無料版と有料版がありますが、無料版だと広告が表示されます。
学校全体で導入する場合に(全タブレットで情報を共有するなどの場合)、有料版を利用するって感じのようです。
参考
タブレットによるICT教育を推進する教育系団体が「単語帳メーカー」導入にいたった経緯
生徒に見せる(演示教材など)目的で使うなら、無料版で十分でしょう。
有料版では広告が出ない代わりに、機能のアップデートができません。
機能を最大限に使いこなすには課金が必要ですが、おそらくそこまでは必要ない(無料で十分)でしょう。
確かに、有料機能は大変便利(自動ページめくりとか音声読み上げとか便利!)ですが、必要に迫られたらオプション設定を検討する、ってくらいで良いと思います。
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単語帳メーカーを使えば、準備の手間が少なく負担も少ない
単語帳メーカーの魅力は、何と言ってもその手軽さ。
スマホやタブレットを使って、単語帳を作成・利用できるので
- 授業の合間に
- 授業準備している(教材研究している)片手間に
簡単に単語帳を作成することができます。
アナログな単語帳の場合。
更新したり追加のページを作ったりするのは難しいですし、書き間違えなどによるミスも考えられます。
コストもかかるし、小さな単語帳をクラスで展開するわけにもいきません。
しかし単語帳メーカーであれば、何度でも利用することができ、修正や内容のアップデートも容易です。
パソコンで編集し、アプリに移行できる
と思った教員のあなた。
安心してください。
単語帳メーカーでは、パソコン(Excel)で作ったデータが、そのままアプリに反映することもできます。
参考
パソコンでテストを作っているときに、ついでに単語帳も作っておくような使い方もできるということです。
生徒たちが間違えた単語を集めて単語帳にしておけば、テスト後のフォローもしやすいでしょう。
ちなみに、単語帳メーカーは画像や音声も登録できますので、リスニング問題対策のための学習にだって使うことができます。
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モニターを使えば、簡単にデジタル教材に早変わり
ケーブル(例:HDMIケーブル)は必要ですが、アプリの画像をモニターに映し出すことも可能です。
生徒一人一人が(タブレットなど)端末を持っている場合は、BluetoothやWiFiを使って共有することもできます。
教員のあなたが作った単語帳を使って、授業で児童・生徒に展開ができる。
こんな使い方ができるのも、単語帳メーカーのいいところですね。
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ちなみにスマホを使って黒板に画像や資料を投影するなら、ハイブリッド黒板「Kocri」が便利です。
参考
【教員向けアプリ】黒板とデジタルのいいとこ取り、Kocri(コクリ)。
単語帳が、要点整理や語句説明、小テストの代わりになる
そう思う教員の方も、いらっしゃるかもしれませんね。
確かに、私が受験生の頃であれば(世代がバレる)、単語帳に英単語なんかを書いてよく通学中に見て勉強していました。
まぁ今でもそういう学生さんはいらっしゃるでしょうが、最近の若者はスマホで(動画で)勉強する時代ですから、単語帳に頼らずともよくなりましたよね。
参考
スタディサプリは生徒だけが利用すると思っていた、教員のあなたへ。
でも、単語帳の活躍の場が失われたか? というと、私はそうは思いません。
昔は生徒自身の復習ツールとして使われていた単語帳ですが、今では教員が授業で使うことで
- 基礎学力の定着
- 授業準備の効率化
このような効果(メリット)が得られると、考えられます。
基礎学力の定着は、ハードルを低くすることと反復が大事
「学習指導で悩んでいる先生へ!脳科学にそった効果的な教科指導、5つのポイント」で詳しく話していますが、効果的に学習を進める上で、脳科学の観点を取り入れるのはいいと考えます。
例えば、学習意欲。
基礎学力が身についていない生徒の多くは、そもそも勉強をする気が無いです。
理由は様々ですが
- そもそも、モチベーションが低い
- どうせやったって、変わらないと思っている
- やり方がわからない
など、様々な理由はあれど総じて「勉強する」という行動をしにくい、ってことが挙げられます。
脳科学では観念行動といいますが、人は目標があることで行動を始めます。
というように、その目標が具体的かつ明確だと、より行動しやすくなります。
漠然と「勉強しなさい」と言って勉強する児童・生徒なら、放っておいても基礎学力は身についていきます。
問題は、そうじゃ無い児童・生徒たちですよね。
そういう学習意欲の低い生徒たちに、いかに勉強に取り組む時間を増やしてあげるか?
その手段の一つとして、単語帳を使うのです。
単語帳を使ってあげれば
- 繰り返して
- 小さなステップで(単語単位、用語単位などで)
- 明確に
学習する機会を、提供することができます。
出力する機会を増やすことで、記憶の定着がはかれる
脳は何度も使う情報を重要な情報として、スムーズに引き出せるようになります。
要は、何度も使う(出力する)ことで記憶として確かなものにしていく、ってことなんです。
限られた時間の中で、毎度復習する時間を作るのはかなりの工夫が求められるとは思いますが
- 毎授業開始時に
- 朝のSHR時に
- 補習時に
何度も繰り返し出力することで、記憶が定着していきます。
そして、いくら教育効果が高くても提供する側の負担が大きければ、絶対に続きません。
授業を行う側の教員の負担が減るって意味でも、出力する機会が増えるって意味でも、(小テストや要点整理のために)単語帳メーカーを使ってこまめに学力の定着をはかるのは、有意義なことでしょう。
結論、今の時代の教員こそ単語帳メーカーを使うべき
教育現場にも随分とICTが導入されてきていると思います。
しかし、それを使いこなす側の教員にその知識がなかったり、準備時間がなかったりで対応に追われているのが現状。
効率よく、効果的な学習効果が得られるツールやアプリなら、積極的に利用していきたいものですよね。
単語帳は、昔であれば英語や国語の単語の暗記で使うことが多かったですが、現在では社会や理科などで図解や写真による暗記が必要な用語を出題するのにも使えますし、何よりモニターなどを併用して、デジタルツールとして授業展開もできるようになりました。
あとは単純な計算問題をフラッシュ暗算のように披露するとか。
使い方次第で、いくらでも活用の幅が広がる単語帳メーカー。
(広告さえ気にならなければ)無料で使えますから、ぜひあなたのスマホや端末にアプリをインストールされてみてはどうでしょうか?
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