シリーズ反面教師。
気がつけば第三弾になりました。
本日はあなたの周りにもいる(?)と思いますが
なぜ、この人の話は心に響かないのか
そんなところを、考えてみようと思います。
生徒目線というよりは、同僚目線・対教師目線でお話していきます。
目次
「えー」「ね」「な」が多すぎる教師

〇〇はですね、えー。△△だから・・・。な。□□なんです。・・・ね。
こんな先生は居ませんか?
伝えたい言葉と一緒に、むやみやたらに「えー」「ね」「な」が多い教師
「口癖だから」といってしまえばそれまでですが、聞いている方は一度気になりだすと、そのことしか意識が向きません。
どれだけ大切な話、どれだけタメになる話をしてくれても、これらの発言が多いと間延びして、焦点がかなりぼけます。
こうした言葉を発してしまうのは(想像するに)
- 「えー」 → 考えがまとまってない。場当たり的に答えている。
- 「ね」 → 同意を求めている。反応を求めている。
- 「な」 → 念押しをしている。提案・命令をしようとしている。
こんな意思表示の現れだと思います。
口癖は簡単に直りません。
常に直そう(無くそう)と意識し続けて、長い期間をかけて改善していきます。
口癖自体は教師にとって悪いことばかりではないと思っていますが、やはり語尾に余計な言葉が付く人は話が長くなりますね。
何事もまず否定から入る教師

〇〇はどうなってるんや? そんなんじゃあかんぞ。
ご本人は指導してやっているつもりでしょうが、否定から入る先生も話が長くなりがちです。
教師の仕事は人を導くことや評価をすることが多いです。
だから悪いところばかり、目に付きやすくなっちゃうのかな。
生徒指導にも活かせますが、信頼される同僚教師は、話す順番や役割などがキチンと体現できています。
さも

俺は正しい、間違っているのはおまえだ。俺は教えてやってるんだぞ。
こんな考えが根底にある先生達は話が否定から入りやすく、往々にして話が長いです。
口を開けば、生徒や保護者の悪口ばかりいう教師

最近の生徒はほんと質が落ちたよな。

あそこの親はほんとになにもわかってないな
仮におっしゃる内容が正しかったとしても、人の悪口を聞かされるばかりのこっちとしては、その先生の話は長く感じてしまいます。
教師も人間ですから、愚痴は溜まって当然。
苦手な生徒もいれば、一生交わることのなさそうな保護者もいっぱい居ます。
それでもどうにか折り合いをつけて行かなくては、こちら(教師側)が持ちません。
だからと言って、同僚教師にいつもいつも愚痴るのはお門違い。
本人はストレスをためないようにこまめにはき出しているつもりなのか、年齢のせいで言ったことを忘れているのかわかりませんが、愚痴ばかり話す先生も話が長くなる傾向にあります。
話が長くなる先生の特徴
以上のような先生たちに何か共通する特徴はないかな? と考えたら、ありました。
マウントを取りたがる
自分は何でも知っている。
俺(私)すごいでしょ?
まだそんなレベルなの?
こんなんみたいに、基本上から目線。
トップに立って指示をする機会が多い教師業なので、上から目線になりやすくなるってのは仕方がないのかもしれませんが、話が長い人ほどマウントを取りたがる傾向が強いように思います。
そんな人にはまずエッセンシャル思考を読んでもらいたい。(たぶんこれも “こんなん無理に決まってるやん” と、否定から入るんだろうけど。)
エッセンシャル思考とは?参考働き方に悩む教師に、おすすめの1冊
自分の価値観を押しつけてくる
自分はこうしてきた。
みんなそうしてきた。
こんな感じで、自分の価値観を押しつけてくるって人も、だいたい話が長い人の共通した特徴です。
管理職に多かったかな、私の場合。
ってか、これはさっきの「マウントを取りたがる人」の特徴でもあるよね。
ごめんなさいがすぐに言えない
頼られるのは大好き、自分の方を向かない人はきらい。
そんな人にも多い特徴ですが、すぐに謝れない先生。
こんな先生も話が長くなる傾向にあります。
直したいものです。
まとめ
どうやら書きながら気づきましたが、強弱はあれど
マウントを取りたがるタイプの教師は、話が長い
と言うことは言えるかもしれませんね。
- 伝えたいことは、スパッっと端的に。
- 褒める時は褒める、指導するときはネチネチしない。
こんな教師になりたいものです。
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